災害発生後、正確な情報がないままに避難や救助活動を行なうと、最優先にすべきことを誤ったり、効果的な活動ができなくなってしまいます。
また、災害時はデマなどに惑わされやすくなります。
間違った情報が広まると、パニック状態に拍車をかけるばかりか、被害を拡大させてしまうことにもなりかねません。
災害が発生したときは、報道機関や区市町村、消防・警察などからの正確な情報を収集することが重要です。正しい情報を得るために、停電の時でも使える乾電池式ラジオなどを普段から用意し、災害に備えましょう。
ライフラインとは、電気・ガス・水道などの公共設備や、電話などの通信手段、日常生活を送るために必要不可欠な設備のことです。大規模な災害においては、ライフラインが止まってしまうことがあります。生活に必要不可欠な設備が復旧するにはどのくらいの時間を要するのでしょうか。過去のライフライン復旧日数についてみてみましょう。
地震名
電気
ガス
水道
電話
宮城県沖地震
2日
27日
9日
7日
釧路沖地震
1日
23日
6日
1日
北海道南西沖地震
10日
15日(※1)
16日
1日
阪神・淡路大震災
6日
85日
90日(※2)
14日(※3)
※1長万部町の都市ガスの復旧日数 ※2神戸市の復旧日数 ※3倒壊家屋によるものは除く
東京消防庁発行の「職場の地震対策」より
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東京都石油業協同組合